本当は就職なんてどうでもいいんだ
いつのまにか一生が終わってしまえばいい
嘘ばかり並べて書いた履歴書は
確かに以前のあたしのようだけれど
引きつった笑いしかできないただの抜殻
けれどそんなこと云いながら
手を振り解かれるのが怖くて怖くて怖くて
必死になって仮面を被る
袖の下に隠した醜い傷跡と
胸の中のぽっかりとした空洞を
いつか見破られてしまうんじゃないかって思う
どんなに厚い仮面を被っても

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